ハロウィンの歴史を知ると仮装がもっと楽しくなる。日本とイギリス何が違う?

ハロウィンのシンボル

イギリスは10月になるとオレンジ色のかぼちゃがスーパーの売り場にドドーンと並び始める。そしてみんな気づく「ハロウィンやって来たーっ」。そう、シンボルといえばオレンジ色のカボチャ!

今回はロンドンのハロウィンを少し紹介しよっかな。

スーパーに山積み?

驚くほど大量かぼちゃが。それもサイズ中途半端なく大きい!何故こんなに販売されてる??

それは!

消費者みーんなハロウィンのディスプレーを作るため!買っちゃう。1人数個は必ず買う。そして中をくり抜いてロウソクを立て、玄関の先においたりディスプレーにする。

ヨーロッパは日が沈むのが早いので暗くなった夜にはとても幻想的な灯り。見ているだけでも、ハロウィン気分になれて楽しいよ。

私の子供がまだ小さい時にはせっせと一緒に遊んだけど、もう大人になってしまい仮装はないかな。

なぜHappy Halloweenと言う?

私は何故ハロウィンなのにHappyなの?って思うんだけど、、?なんか変、怖いのになぜハッピー?

調べてみたら、要するにこれはお祝いの日、いわゆるハッピーな日だからハッピーハロウィンになるんだって。何故お祝いするの?って思った人は下読んで。↓

10月31日は何の日?

ハロウィンの始まりはアメリカだと思われているけど、実は調べてみたら、本当の始まりはアイルランドとスコットランド。19世紀に移民として北アメリカへ移民したアイルランドとスコットランドの人々の文化がアメリカで根付いたのが始まりなんだって。みんな知ってた?

古いアイルランドの歴史にはサウィン祭(お祭り)があって、新しい一年のスタートの日(10月31日)、秋の収穫の季節終了、そして冬がスタートする日をお祝い。

それからこの日はあの世とこの世の境目が近くなる日。と考えられていて、死者の霊が戻ってくる日だそう。だから、アイルランド人達は衣装を着て、霊を追い払うためにたき火を焚いたりしてたんだって。というのがそもそもハロウィンの始まり。なので10月31日。

お祝い&霊にさようならする日ということ。何だか日本のお盆に似てる。

(余談:イギリスには11月1日はボンファイヤーっていう日で花火があちこちで上がるんだけど、このハロウィンとは関係無し。これにはまた別の意味がある)

家族で楽しむハロウィン仮装パーテイー

ロンドンでは子供達がいろんな衣装をまとって(ドラキュラとかちょっと怖いマスクとか)、顔にはフェイスペイントで何だかリアルな怖いメイクとかされてたりしてとても本格的。ちなみに子供が小さいと両親も一緒になって仮装しながら歩くから、そういうとこロンドン的。

毎年近所の友達同士で時間を決めて集まって、ご近所さんの家の周りをドア叩きながら歩き回る。

ご近所さんもWelcomeな人はドアの所に飾り付けとか、かぼちゃの灯りをつけたりして待っててくれたりする。

『Trick or Treat?』と言いながら子供達がドアを開けると『Happy Holoween!』って家から出て来たご近所さん。これまた怖いマスクと仮装して家の中から出て来たりするから、子供達が逆に『キャーッ』って叫びながら逃げて行ったりして、両親的には大笑い。

こんな感じで家族も、ご近所さんも一緒になって盛り上げるイベント、これがロンドン流のハロウィン。

日本のハロウィンも盛り上がってきてると思うけど、びっくりしてこけたりして、怪我だけはしないように気をつけて盛り上がろー!

ハロウィンの準備で疲れたらこちらもどうぞ。

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