2023年 英国の伝統的なクリスマス、紅茶と一緒に贈られる人気ギフト紹介
イギリスの冬
ハロウィンと並んでクリスマス商品が店頭に並び出すこの時期。雪こそ降っていないものの、いよいよ寒い日が増え始め、時々雨もシトシト。ど~んより3時ごろから曇り始め、4時にはもう何だか暗い。6時なんて真っ暗。何だか日本人の私には8時ぐらいの暗さかと思えてしまうほど。そんな長~いヨーロッパの冬がスタート。
イギリスのクリスマスと日本のクリスマス
一足早いけどイギリスの冬の話。
イギリスで生活するようになってから、年末年始に日本へ帰ることがない。
理由:夏休みが学校の長期休暇になるので夏に家族帰国することが普通になった。冬は寒くて荷物も嵩張る。
イギリス人に驚かれるのは「日本ではクリスマスは普通に仕事だ」というと心底びっくりされる。クリスチャンの人にとってはビックリだろうけど、日本は仏教の国だから特別な記念日でもなんでもない。
日本のクリスチャンの割合はニッポンドットコムによると0.8%だそうで、日本は基本的に無宗教の人が多い様子。一方イギリスは24~26日は日本のお正月の様な盛り上がりになる。
ちなみにイギリス人サラリーマンの人達は22日ぐらいから年始までづ~っと休みだったりするからビックリする。イギリス人にとって長期休みは絶対必要。
25日、26日は英国内は休み?
キリスト教徒の人は知ってるかもしれないけど、25日をお祝いする理由は、ジーザスクライストが誕生した日だから。お祝いせずに何するん?と言うぐらいの勢い。ナレッジキャピタルによるとイギリス人の50%はキリスト教徒だそう。2人に1人はキリスト教徒って事。そりゃあお祝いするはず。
26日はボクシングデーと呼ばれている。そう呼ばれる理由は、その昔階級社会のイギリス(今もだけど)、Servant(サーバント)いわゆる「召使い」へクリスマスのお祝いのプレゼントが箱に入れて渡されていたそうで、そこからBOX(ボックス)ing(イング)デーとなっているのだそう。
と言うことで、25日はお祝いして26日はお祝いした次の日の休みの日。となっているのがイギリスのクリスマス。仕事するなんて、ジーサスに失礼すぎる!ってコト。
余談:イギリス小学校がクリスマス時期に毎年行う行事?
イギリスでは毎年クリスマスの時期になると小学校でNativity(ナティビティー)といわれるクリスマス物語を演出するクリスマスイベントが行われる。
Nativityって何?
ナティビティーとはキリスト教のジーザスクライストがどうやーって生まれてきた?というのを理解してお祝いするイベント。あまりピンとこない人もいると思うから、英語と一緒に勉強してみよう!ということで、リンクをつけてみたから、みてね。
英語の勉強にもなるかも?
これはBBC(英国ニュースBBC←日本のNHKみたいなメディア)が放映した、KS1学年(KS1は小学校低学年)用に作られたイラスト物語動画。みてるだけでも可愛いけど、ナティビティーのストリー何と無く理解できる?
イギリスのクリスマスイブ24日~26日までの過ごし方
24日 イブは仕事がいつもより早く終わる。夕方3ー4時頃。電車とかも少なくなるから急いで帰宅、クリスマスツリーの下にはプレゼントが山盛り
25日 子供達も一緒にプレゼント開けて家族みんなで大喜びして盛り上がる、楽しいの一言に尽きる
26日 これまたゆーっくりな一日。飲み過ぎで二日酔いになってる人もこの日はボーッと休養可
こんな感じで日本のお正月三ヶ日みたいになる。
人気のクリスマスギフト
ギフトその1:ハンパー
ハンパーって何?
Hamper(ハンパー)はギフトの詰め合わせボックスのこと。心のこもったギフト、アルコールのハンパーや甘いものハンパー、紅茶のハンパーなど、とにかくコンセプト分けされて入れ色々な商品が詰まっている楽しいギフトボックス。
そして、このギフトボックスはピクニック用のバスケットなモノから、本革の高級オサレBOXま色々ある。みているだけで楽しい。
大手各社のクリスマス商戦商品ハンパー
紅茶のハンパーはもちろん、かの有名なF&M(フォートナムアンドメイソン)、Whitard(ウィタード)、Twining(トワイニング)
などのお店にはクリスマスにはなくてはならない商品となっる。
ギフトその2:アドベントカレンダー
アドベントカレンダーって何?写真はM&S(マークスアンドスペンサーと言う)の子豚パーシーキャラのアドベントカレンダー。2枚目の写真をよーく見ると日付が見えるんだけど。コレが日めくりカレンダーみたくなっていて、毎日楽しく扉を開けるわけ。
楽しいっ‼️
アドベントカレンダーは、その名もごとくカレンダーになってて毎日一つづつ扉を開けると色んな商品が入ってる。というカラクリ。
最近は化粧品ブランドや香水ブランドなどもアドベントカレンダーを販売してクリスマス商戦に対抗中。これで一気に売上上がる上がる!!毎日扉を開ける瞬間が楽しくてしょうがない。子供やチョコ好きさんには、チョコレートアドベントカレンダーが一番浸透しているギフトだと思う。
個人的な日本への疑問
唯一不思議なのは、日本にお正月アドベントカレンダーがない事。絶対売上に貢献できると思うけど。
まとめ
イギリスのクリスマスは日本のお正月と似ていると理解していただいてOK。日本人がお正月に仕事していたら、えーっ何でーっ?て思うのと同様、イギリスで25日仕事してたら(基本国民の休みなので仕事はしないですけど。アジアレストランとかは営業してたりする)えーっ何でーっ?と思われるのと一緒。
ギフトはクリスマスには絶対なくてはならないモノで日本のお年玉の感覚。ただ、日本のお年玉は子供へ。の風潮だけど、イギリスのギフトは年齢に関係ない。いづれにせよクリスチャンの皆への愛は平等に誰にでも与えられるべきもの。という考え方でお祝いされている。
クリスマスになると出費が増える。これ現実😭
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